2017年03月05日

陰影

ここ数年の話ですが
新築住宅でお客様に照明器具を提案する際に
ほぼLED照明で提案させていただいています。

中でもダウンライト(埋め込み型照明の丸or 四角いもの)を多用し
デザインさせていただくことが多いです。


LEDの利点は照明の長寿命と
電気代のランニングコスト節約等があります。

大体 40000時間もつそうです。
一日5時間点灯で20年もつ計算です。
そのため器具寿命=電球(光源)寿命という考えで
器具と光源が合体しており
点灯しなくなったら器具毎交換というタイプが主流となっています。
(ユニットのみ交換、LED電球交換タイプもあります。)

そのため器具毎交換タイプは比較的安価で
定価でも4000円前後のものがあります。


先日、妻より廊下と階段の照明が暗い
設計士の家なのに・・・
との指令(クレーム)(笑)を受け

蛍光灯電球のダウンライトを
LEDのダウンライトに替えてみることにしました。


取り換え前の蛍光灯電球 電球色です。

陰影

電球を外し

陰影


引っこ抜きます。

陰影

器具に黒と白の線が入れ込んであるのですが
マイナスドライバーを差し線を抜きます。
この際 線の色と差し込み穴の位置をしっかり覚えておきます。

今回の交換の際の一番のポイントがダウンライトの穴径の違いです。
電球型蛍光灯の多用されていた時代の主流の穴の大きさが125Φ。
現在の主流が100Φ。
天井の穴を修正しなくてもいいようにソケットが別売りであります。
今回はそれを使ってみました。


下の写真がソケット装着後です。
天井のすっきり感が見事に消えました。(泣)

陰影

黒と白の線が触れないようにビニールテープで保護します。
スイッチが入っている状態で両方の線が触れるとバチットして危険です。

スイッチが切ってあれば大丈夫です。



陰影

後は同じように線をLED器具に差し込み
完了です。

陰影

LEDの昼白色にしてみました。

電球60W相当で取り換え前と同じW数です。
色味が違うので何とも言えませんが
かなり明るくなりました。


もしLED照明器具が20年後 点灯しなくなったら
このような作業が必要となります。


時間にして10分位/台
最初の一灯が切れた際にその時期が20年に近かったら
まとめて業者さんに交換依頼したほうが良いかもしれません。
便利なのか不便なのかわからないなと考えながら
交換していました。

個人的には電球が好きですが
やっぱり通路等は見やすいほうが安全です。

妻からは生活しやすくなったと言われています。
取り合えずミッションコンプリートですね。(笑)

でもリビングはずっと電球を使いたいな
ほっこりするような陰影がほしいです。

それではまた






                             丸山知洋



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Posted by 甲静ハウジング at 17:45│Comments(0)建築
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